懐石料理の辻留さん
料理塾なる、お教室をされていることは
以前から知っていたのですが、足を運んでみました
ちなみに、懐石と会席、大きく違います
懐石は茶道からきている一汁三菜を基本としている
お茶をいただくため、お腹のウォームアップ的な(懐石と書きますね)もてなし料理
会席は、どちらかと言うとお酒を嗜むため、
宴席のおもてなし料理
日本料理の奥深さを知りたいと、習いに来ました
お献立は3月
歴史ある辻留さんの店舗で、
畳敷きのお部屋、いつもはお食事処に使っている場所でしょうか
料理長は正座で教えてくださいます

立っているように見えますが、お座敷です
大変だろうな〜
私たちは椅子席です
初回だし、周りをキョロキョロしながら
写真は撮ってはいけなそうなので、
出来上がりの写真のみ
受講後は、お料理をいただきます
向付

さよりの黄身和え
赤貝、鳥貝、わけぎの白味噌和え
赤貝も、貝をあけるところから仕込み
↑初めて見ました
蛤の潮仕立て
蕗のとうの花を吸い口に、これがいい香りでした
お出汁に薄口醤油をたら〜とした程度、
こんなにも美味しいってどうして?!
飯蛸とウドの抱き合わせ
鱒の木の芽酢

鱒も1尾から、おろしてました
お食事の際、
器がステキでした

食べ終わりで失礼します。。
弥生ごはん

鯛そぼろをごはんと混ぜ、
錦糸卵、海老そぼろ、味付けした椎茸をのせ一度、器ごと蒸します
汁をかけて、頂きます
あっちっち、、
お出汁がふぁ〜です
今回は、ラッキーなことに
先に調味料の話をしてくださいました
使っているものは比較的手に入るものばかり…
お出汁と下ごしらえで、こんなにも味が違うのか〜
スッキリしていて、雑味がなく
過不足にしみじみ美味しい味加減でした
過不足とは、褒め言葉です
美味し過ぎは飽きるし、不足は残念…
素材を生かし、無駄に味をつけない
下ごしらえに手をかけ、調味は足りる分だけ
今の家庭料理とは真逆です
手間は少なく、濃いめに味をつける傾向の家庭料理が今の人気です
下ごしらえも、知らないことが多く、
知識としてはまだまだ、わかっていないと勉強になりました
最後は御菓子とお薄

塩野さんのきんとん製
春山ですね
はぁ〜美味し
お茶席の流れをくみますので、
掛け軸、花入れなど、皆さん写真を撮っていまして

女将から説明がありましたが、
人間国宝の作品や私でも名前を知っている方の作品だったり、、
お宝ばかりです
一番心惹かれたのは
福田平八郎さんの日本画です
帰りは、お近くのこちらで、和菓子を
その後は、リース仕事へ向かいましたー